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レブル1100でパートナーや仲間とタンデムツーリングを楽しみたい。しかし、純正のタンデムシートでは「お尻が痛い」「背もたれがなくて不安」という声が少なくありません。
実際、レブル1100は車高を抑えるためにシートのクッションが薄めに設計されており、長距離走行では同乗者の負担が大きくなりがちです。
この記事では、レブル1100のタンデムシートを快適にするおすすめ製品と選び方を徹底解説します。痛み対策やバックレストの導入、シートの外し方まで、タンデム走行に必要な情報をまとめました。
ポイント
- レブル1100タンデムシートの選び方と純正・社外品の比較
- タンデムシートが痛いときの具体的な解決策
- 背もたれ(バックレスト)の種類と効果
- シートの取り外し手順と保管時の注意点
目次
レブル1100タンデムシートの選び方とおすすめ製品

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- 純正シートの種類と特徴
- ピリオンシートの選び方
- タンデムシートが痛いときの解決策
- タンデムシートの外し方と注意点
- 背もたれ(バックレスト)の効果と選び方
- シートサイズの目安
純正シートの種類と特徴
レブル1100には、ライダーの目的に応じた複数の純正シートが用意されています。主な選択肢は以下の3種類です。
スペシャルメインシートは、ダイヤモンドステッチ風のワディング表皮が特徴です。走りの性能よりも外観のカスタム感を重視したい方に向いています。
コンフォートメインシートは、ウレタンの厚みを増やし独自の複層クッションを採用。体重をシート全体に分散させることで、長距離走行での疲労を軽減します。タンデムツーリングを頻繁に行うなら、まずライダー側のシートをこちらに交換するのが効果的です。
社外品では、Corbin(コルビン)やDiabolus(ディアボラス)、K-SPEED、DOPEなど多くのブランドが製品を展開しています。Corbinはロングシートタイプやヒーター内蔵タイプまで揃えており、K-SPEEDは取り付けが2か所のボルト固定で初心者でも交換しやすい点が特徴です。
ピリオンシートの選び方
タンデム走行で最も重要なのは、同乗者が座るピリオンシートの快適性です。選ぶ際に押さえるべきポイントは3つあります。
1. クッションの厚みと素材
純正アクセサリーの「コンフォートピリオンシート」は、通常品よりウレタンの厚みを増やし高密度ウレタンを採用しています。長時間座っても圧力が分散されるため、日帰り200km程度のツーリングなら十分な快適性を確保できます。
2. メインシートとのバランス
ピリオンシートだけを高級品にしても、メインシートとの段差や硬さの違いが気になることがあります。同じブランドでセットで交換するのが理想です。
3. タンデムの頻度と距離
月に数回タンデムする程度なら純正コンフォートで十分ですが、毎週末のロングツーリングが中心なら、ゲル内蔵タイプの社外品やKIJIMAのゲル加工シートを検討してください。
タンデムシートが痛いときの解決策
レブル1100の純正タンデムシートで「お尻が痛い」と感じる原因は、クッションの薄さとシート形状にあります。車高を下げた設計のため、どうしてもウレタンの厚みが制限されるのです。
解決策は主に3つあります。
シート交換
コンフォートピリオンシートに交換すれば、ウレタン厚の増加で局部的な圧力が分散されます。根本的に解決したいならこの方法が最も確実です。
ゲルザブC(GEL-ZAB C)の装着
シートの上から被せるだけのカバータイプです。ゲル素材が振動を吸収し体圧を分散するため、シート交換なしで手軽に快適性を向上できます。価格も1万円前後で、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
低反発クッションの追加
市販の低反発クッションをシート上に置く方法もあります。ただし、走行中にずれるリスクがあるため、固定用のベルトやすべり止めを併用してください。
タンデムシートの外し方と注意点
レブル1100のタンデムシートの取り外しは工具不要で簡単に行えます。手順は以下のとおりです。
手順
- メインキーをシートロックの鍵穴に差し込む
- キーを押しながら右に回してロックを解除する
- シートを上に持ち上げて取り外す
再装着時は、シートを正しい位置にセットし「カチッ」と音がしてロックされるまでしっかり押し込みます。
注意点
- 鍵を回す際に力を入れすぎるとロック機構を破損させる恐れがある
- シートを無理に引っ張ると本体が傷つく
- 保管時は直射日光・高温多湿を避け、表皮が傷つかない場所に置く
ETC車載器の取り付けやメンテナンス時にもこの作業が必要になるため、正しい手順を覚えておきましょう。
背もたれ(バックレスト)の効果と選び方

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タンデムシートに背もたれ(バックレスト)を追加すると、同乗者の快適性が大幅に向上します。特に加速時や高速走行時に体を支えられるため、後方へずれ落ちる不安感がなくなります。
主な選択肢は以下の3つです。
ホンダ純正バックレスト
レブル1100シリーズ専用設計で、密度の異なる2種類のクッションを使用。ロースタイルで車体デザインとの一体感があります。
デイトナ リバーシブルバックレスト
ライダー用・タンデム用の両方に対応できるリバーシブル設計が特徴。ソロ走行時はライダーの腰をサポートし、タンデム時は同乗者の背もたれとして機能します。
エンデュランス バックレストセット
キャリアとの併用が可能で、積載性と同乗者の快適性を両立できます。タンデムグリップとの併用もできるため、カスタムの自由度が高い製品です。
頻繁にタンデム走行を行う方は、シート交換と合わせてバックレストの導入を強くおすすめします。同乗者の疲労を大きく軽減でき、より長い距離を快適に走れるようになります。
シートサイズの目安
レブル1100の純正スペシャルメインシートは、約390mm(長さ)×約340mm(幅)です。一般的なバイクのシートと比較すると、ゆったりしたサイズ感といえます。
ただし、シートの種類やメーカーによってサイズは異なります。コンフォートシートはウレタンが厚い分、座面の高さが数mm上がります。社外品のカスタムシートでは長さや幅も変わるため、購入前に製品ごとの寸法を確認してください。
体格の大きい方やタンデム頻度が高い方は、座面が広めのシートを選ぶと長距離でも疲れにくくなります。
レブル1100タンデムをさらに快適にするカスタムパーツ

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- 積載性を高めるサドルバッグ
- 冬のタンデムに必須のグリップヒーター
- 高速移動を快適にするETC2.0
- 操作性を高めるアジャスタブルブレーキレバー
- 燃費と航続距離の目安
積載性を高めるサドルバッグ
タンデムツーリングでは2人分の荷物が増えるため、積載性の確保が重要です。
ホンダ純正のサドルバッグは、タフで軽量なバリスティックナイロン製で防水インナーバッグも付属。左側ラージサイズ約14L、スモールサイズ左右各約10Lの容量があり、日帰りツーリングなら十分な積載力です。
ショルダーストラップ付きのため、バイクから降りた後も持ち運びやすく、通勤通学にも使えます。取り付けには専用ステーが必要な点に注意してください。
冬のタンデムに必須のグリップヒーター
冬のタンデムツーリングでは、ライダーの手の冷え対策が欠かせません。
ホンダ純正「スポーツ・グリップヒーター」は、スロットルパイプとヒーターが一体化しているため、通常のグリップと変わらない太さを維持しています。5段階の温度調整が可能で、天候に応じた細かな設定ができます。
手の冷えを防ぐことで集中力が持続し、安全なタンデム走行につながります。取り付けには別売りアタッチメントが必要です。
高速移動を快適にするETC2.0
タンデムでの高速道路利用時、料金所でスムーズに通過できるETCは大きなメリットです。
ホンダ純正「Honda二輪ETC2.0車載器キット」は、渋滞情報や安全運転支援情報の受信にも対応。レブル1100では別売りのアクセサリーボックスを使えば車体サイドにマウントでき、カードの出し入れ時にシートを外す手間が省けます。
導入には車載器本体・取り付け費用・セットアップ費用に加えてETCカードが必要です。正規セットアップ店での取り付けをおすすめします。
操作性を高めるアジャスタブルブレーキレバー
タンデム時は車両重量が増えるため、ブレーキ操作の正確さがより重要になります。
純正アクセサリーの「アジャスタブルブレーキレバー」は、遠くする方向に2段階、近づける方向に3段階の調整が可能。手の大きさに合わせた最適なレバー位置を設定でき、自然な姿勢でのブレーキ操作を実現します。
材質はアルミニウム、カラーはブラック。長時間のライディングでも手の疲労を軽減できるため、タンデムツーリングの安全性向上に貢献するパーツです。
燃費と航続距離の目安
タンデムツーリングの計画では、燃費と航続距離の把握が欠かせません。
レブル1100の燃料タンク容量は13Lで、実燃費は平均20〜22km/L前後です。満タンからの航続距離はおおよそ250〜280kmが目安となります。高速道路の巡航では燃費が向上し、22km/L以上を記録するケースも報告されています。
ただし、タンデム走行では車両重量が増える分、燃費がやや低下します。長距離ツーリングでは150〜200km間隔での給油を計画し、ガソリンスタンドの位置を事前に確認しておきましょう。
レブル1100タンデムシートに関するまとめ
記事のポイントをまとめます。
- 純正コンフォートピリオンシートはウレタン厚増で痛み軽減に効果的
- ゲルザブCは1万円前後で手軽に快適性を向上できる
- 社外品はCorbin・K-SPEED・DOPEなど選択肢が豊富
- バックレストは加速時・高速走行時の同乗者の不安を解消する
- デイトナのリバーシブルバックレストはソロ・タンデム兼用で便利
- タンデムシートはメインキーで工具不要で着脱できる
- シートサイズは純正で約390mm×340mmが基準
- タンデムツーリングにはサドルバッグで積載力を確保する
- 冬場はグリップヒーターでライダーの集中力を維持する
- ETC2.0は高速タンデム走行の利便性を大きく高める
- アジャスタブルブレーキレバーはタンデム時の安全性に貢献する
- 満タン航続距離は約250〜280kmでタンデム時はやや低下する
- シート選びはメインとピリオンを同ブランドで揃えるのが理想
- ライディングスタイルに合ったパーツ選定が快適なタンデムの鍵