ADV160は、スクーターの便利さとアドベンチャー風の見た目を両立した人気モデルです。ただし、価格、足つき、高速道路、乗り心地、PCX160との違いを曖昧にしたまま買うと、思っていた使い方と合わずに後悔することがあります。
この記事では、2026年モデルの公式情報をもとに、ADV160 後悔が起きやすい条件を整理します。通勤、街乗り、ツーリング、旧型在庫、新型装備、任意保険まで含めて、契約前に確認するポイントを見ていきます。
この記事でわかること
- ADV160で後悔しやすい人の特徴
- 足つき・高速道路・乗り心地の注意点
- PCX160や旧型在庫との比較
- 契約前に確認したい保険・ローン・用品費

目次
ADV160で後悔しやすい理由
ADV160で後悔しやすい理由は、スクーターとして万能に見えることです。通勤にも使えて、ツーリングにも行けそうで、見た目もタフなので、つい何でもできると期待しやすくなります。
しかし実際には、価格、足つき、高速道路、乗り心地、オフロード感には限界があります。まずは、購入前にずれやすいポイントを整理します。
価格が高く感じる人
ADV160で最初に後悔しやすいのは価格です。Hondaは2026年モデルのADV160を2026年5月21日に発売すると発表し、メーカー希望小売価格を539,000円としています。2025年モデルのメーカー希望小売価格は495,000円だったため、公式価格では44,000円上がっています。
もちろん、2026年モデルではHonda RoadSync、5インチフルカラーTFTメーター、USB Type-Cソケットなど、日常で使いやすい装備が追加されています。単なる値上げではなく、装備の充実による価格上昇として見る必要があります。ただし、スマホ連携や新しいメーターに魅力を感じない人にとっては、価格差がそのまま負担に見えるかもしれません。
さらに、メーカー希望小売価格は乗り出し価格ではありません。保険料、税金、登録に伴う諸費用、用品、任意保険は別に考える必要があります。ADV160 後悔で調べる人の中には、車両価格だけを見て契約し、あとからリアボックス、ロック、ヘルメット、任意保険、ローン支払いで予算が膨らむケースがあります。
| 見る項目 | 後悔しやすい見方 | 確認する見方 |
|---|---|---|
| 本体価格 | 539,000円だけで判断 | 乗り出し総額を見る |
| 新型装備 | 高くなっただけと見る | RoadSyncやTFTに価値があるか見る |
| 用品 | 納車後に考える | 最初から予算に入れる |
| 保険 | 自賠責だけで考える | 任意保険も見積もる |
価格で後悔しないためには、車両本体、諸費用、任意保険、用品費を分けて見積もることです。価格が高いかどうかは、装備の価値と使い方で変わります。通勤でも休日でも頻繁に乗るなら、装備の満足度は高くなります。たまにしか乗らないなら、旧型在庫やPCX160も比較したほうがよいです。

足つきが不安な人
ADV160のシート高は、2026年モデルの主要諸元で780mmです。車両重量は137kgで、数字だけ見れば大型バイクのような重さではありません。ただし、スクーターとして考えるとシートが高めに感じる人がいます。特に小柄な人、足つきに不安がある初心者、停車の多い街中で使う人は、購入前に実車確認が必要です。
足つきはシート高だけでは決まりません。シート幅、ステップボードの形、車体の重心、靴底の厚み、またがったときの姿勢で変わります。展示車にまたがったときに片足がしっかり着くか、車体を少し傾けても支えられるか、センタースタンドやサイドスタンドの操作が怖くないかを確認してください。
ADV160はスクーターなので、発進操作そのものは簡単です。しかし、駐輪場での押し引き、傾斜のある場所での取り回し、雨の日の停車では足つきの不安がそのままストレスになります。毎日の通勤で使うなら、1回の不安が毎日積み重なります。
足つき確認のポイント
- 片足で安定して支えられるか
- 足を下ろしたときに車体が怖くないか
- 駐輪場で前後に押せるか
- センタースタンド操作が無理なくできるか
足つきに不安がある人は、PCX160や他の低めのスクーターも比較しましょう。ADV160の見た目に惹かれているなら無理に諦める必要はありませんが、毎日使うなら停車時の安心感を軽く見ないほうがよいです。
ADV160はシート高780mmで、スクーターとしては高めに感じる人がいます。車両重量は137kgなので極端に重いわけではありませんが、フロア位置やシート幅、またがったときの足の開き方で体感は変わります。数字だけで判断せず、停車時に片足で支えやすいかを実車で見てください。
特に通勤で使う人は、信号待ち、雨の日、傾いた路面、駐輪場での押し引きまで考える必要があります。店頭でまたがるだけでなく、可能ならサイドスタンドを払う、少し前後に動かす、足を着いたままハンドルを切る動作も確認しましょう。足つきの不安は慣れで解消する部分もありますが、毎日使うなら無理をしないことが大切です。
高速道路を多く使う人
ADV160は156ccなので、高速道路を走れる排気量です。ただし、高速道路を快適に長距離移動するバイクとして過度に期待すると後悔しやすくなります。2026年モデルの主要諸元では、最高出力は12kW、最大トルクは15N・mです。街乗りや郊外移動では十分でも、高速道路の追い越しや長い上り坂では余裕が限られます。
特に、通勤で高速道路を毎日使う人、ツーリングで片道200km以上を高速で走る人、タンデムや荷物満載で移動する人は注意が必要です。速度を維持することはできても、余裕のある追い越し加速や大型スクーターのような安定感を求めると不満が出ます。
一方で、下道中心で、必要な区間だけ高速道路を使うならADV160は便利です。スクーターの気軽さがあり、燃費もよく、街中から郊外まで使いやすいです。高速道路が主目的なのか、たまに使う補助手段なのかで評価は大きく変わります。
後悔を避けるには、実際の使い方を距離で考えてください。片道10〜30kmの通勤、週末の下道ツーリング、高速は短距離だけなら相性はよいです。高速を長く走るなら、250cc以上のスクーターや、より排気量の大きいモデルも比較対象に入れたほうが判断しやすくなります。
ADV160は156ccで高速道路を走れる排気量ですが、高速巡航に余裕を求めるバイクではありません。公式諸元では最高出力12kW、車両重量137kgです。市街地や郊外では扱いやすくても、合流、追い越し、強風、長い上り坂では余裕が限られると考えておいたほうが安全です。
高速道路を月に何度も使う人、二人乗りや荷物満載で長距離移動する人は、ADV160の便利さだけで決めないほうがよいです。短距離の高速利用なら十分でも、長時間の巡航では風圧、振動、シートの疲れ、エンジン回転の高さが気になることがあります。高速重視なら、250cc以上のスクーターやツアラーも比較対象に入れてください。
乗り心地に期待する人
ADV160はアドベンチャー風のスクーターなので、荒れた道でも快適そうに見えます。ただし、見た目から想像するほど万能な乗り心地を期待すると後悔しやすいです。スクーターとしてはタフな雰囲気がありますが、車体の性格はあくまで日常とツーリングを両立する軽二輪スクーターです。
乗り心地の感じ方は、体重、空気圧、路面、速度、積載量で変わります。街中の段差や荒れた舗装路で頼もしさを感じる人もいれば、硬めに感じる人もいます。購入前に試乗できるなら、きれいな道だけでなく、普段使う路面に近い場所を走ってみるのが理想です。
また、ADV160は通勤にも使いやすい一方で、足まわりやタイヤにアドベンチャー感を期待しすぎるとズレます。未舗装路を少し走る程度なら雰囲気を楽しめますが、林道を攻めるためのバイクではありません。乗り心地を重視するなら、シート、スクリーン、リアボックスの重量、タイヤ空気圧も含めて考えましょう。
後悔しにくいのは、ADV160を「少しタフなスクーター」として見る人です。通勤の段差、郊外の道、短いツーリングを気軽にこなす乗り物として期待すれば魅力があります。逆に、本格アドベンチャーバイクのような快適性や走破性を期待すると物足りません。
ADV160はアドベンチャースタイルで路面の悪い道にも強そうに見えますが、乗り心地の感じ方は期待値で大きく変わります。スクーターとして日常の段差に対応しやすい一方、大型ツアラーのようなゆったり感や、オフロード車のような吸収性を期待すると違和感が出ます。
通勤で荒れた舗装路を走る人は、シートの硬さ、足まわりの動き、段差での突き上げを試乗で確認しましょう。タイヤサイズや車体構成の影響で、見た目ほど万能ではありません。乗り心地で後悔しないためには、良い道を短時間走るだけでなく、普段使う路面に近い条件を想像して選ぶことが重要です。
オフロード感を期待する人
ADV160のデザインは、普通のスクーターよりタフで冒険感があります。ここに惹かれて買う人は多いはずです。ただし、オフロードバイクの代わりとして考えると後悔します。最低地上高は165mmあり、見た目にも余裕がありますが、荒れた林道や深い砂利道を走るための専用車ではありません。
キャンプ場までの砂利道、舗装林道、河川敷の整った道をゆっくり走る程度なら、ADV160の雰囲気はよく合います。反対に、深い轍、ぬかるみ、岩場、急な下り坂を楽しみたいなら、オフロード寄りのバイクを選ぶほうが自然です。スクーター構造のため、転倒時の外装ダメージや修理費も考える必要があります。
見た目の冒険感は大きな魅力ですが、買う前には「自分のオフロード」がどの程度かを言葉にしてください。キャンプ場の入口なのか、未舗装の林道なのか、林道ツーリングなのかで必要な性能が変わります。ADV160はアウトドア感を楽しむスクーターであって、荒れた道を走破するための道具ではありません。
後悔を避けるなら、用途を街乗り7割、ツーリング2割、軽い寄り道1割くらいで考えると現実的です。もっとオフロード寄りに使いたいなら、タイヤ、ガード、保険、修理費まで含めて判断しましょう。
ADV160は名前や外観にアドベンチャー感がありますが、本格的なオフロード走行を前提にしたバイクではありません。最低地上高やブロック風の雰囲気に魅力はありますが、基本は軽二輪スクーターです。未舗装路を積極的に走る目的で買うと、期待との差で後悔しやすくなります。
キャンプ場の入口、砂利の駐車場、少し荒れた舗装路を走る程度なら便利に感じる場面はあります。ただし、林道走行、深い砂利、泥道、段差の大きい道では、タイヤ、サスペンション、車体下まわりの不安が出ます。見た目のタフさではなく、自分が実際に走る道の9割がどこかを基準に考えてください。
ADV160で後悔しない選び方
ここからは、ADV160を買う前にどう判断すればよいかを整理します。PCX160、旧型と新型、保険、ローン、ツーリング用途まで見ると、自分に合うかどうかが分かりやすくなります。
ADV160は合う人には便利で楽しいスクーターです。後悔を避けるには、得意な使い方と苦手な使い方を分けて判断することが大切です。
PCX160と迷う人
ADV160で後悔しないために、PCX160との比較は避けて通れません。どちらも160ccクラスのスクーターですが、性格は違います。実用性と価格バランスを重視するならPCX160、見た目のタフさやツーリング気分まで楽しみたいならADV160が候補になります。
PCX160は街乗りや通勤での扱いやすさが強く、価格も抑えやすい傾向があります。ADV160は高めの車高、アドベンチャー風デザイン、装備の充実、休日にも乗りたくなる雰囲気が魅力です。逆に言えば、ADV160の価格差や車高に価値を感じないなら、PCX160のほうが満足しやすいかもしれません。
| 比較軸 | ADV160 | PCX160 |
|---|---|---|
| 向いている用途 | 通勤+ツーリング | 通勤・街乗り中心 |
| 雰囲気 | アドベンチャー寄り | 上品な都市型 |
| 価格感 | 高め | 抑えやすい |
| 後悔しやすい人 | 実用性だけを求める人 | 遊び感も欲しい人 |
迷ったときは、平日と休日の使い方を書き出してください。平日だけならPCX160、休日も少し遠くへ行きたいならADV160という分け方がしやすくなります。価格だけでADV160を諦める必要はありませんが、雰囲気に払う金額として納得できるかは確認しましょう。

PCX160と迷う人は、価格差や見た目だけで決めないほうが安全です。PCX160は日常移動の快適さ、燃費、扱いやすさで選ばれやすく、ADV160は趣味性や存在感、少しタフな雰囲気に魅力があります。通勤だけならPCX160のほうが合理的に感じる人もいます。
ADV160を選ぶ理由が、見た目、所有感、ツーリング気分、少し高い視点にあるなら満足しやすいです。逆に、価格を抑えたい、足つきの安心感を優先したい、荷物を積んで楽に移動したいという用途なら、PCX160も必ず見積もりに入れてください。後悔を避けるには、どちらが上かではなく、自分の使い方にどちらが合うかを決めることです。
旧型と新型で迷う人
2026年モデルの登場で、旧型在庫と新型で迷う人も増えます。2026年モデルは539,000円、2025年モデルは495,000円だったため、価格差は44,000円です。旧型在庫が安く出ていれば、総額を抑えやすくなります。
旧型が向いているのは、TFTメーターやHonda RoadSyncに強いこだわりがなく、価格を抑えてADV160に乗りたい人です。浮いた分をリアボックス、ロック、任意保険、ヘルメットに回せるなら、満足度は高くなります。
新型が向いているのは、毎日メーターを見る人、スマホ連携に価値を感じる人、長く乗る前提で最新装備を選びたい人です。通勤で頻繁に使うなら、メーターやUSBまわりの便利さは毎日の満足度に直結します。
後悔しやすいのは、本当は新型が欲しいのに安さだけで旧型を選ぶケースです。逆に、旧型で十分なのに新型を選ぶと、差額44,000円を用品に回せばよかったと感じるかもしれません。装備の価値を自分の使い方で判断してください。
2026年モデルはHonda RoadSync、5インチフルカラーTFTメーター、USB Type-Cソケットなど装備が強化されています。一方でメーカー希望小売価格は539,000円で、旧型より高くなっています。新型の装備に価値を感じる人には魅力ですが、価格重視なら旧型在庫も比較対象になります。
旧型を選ぶ場合は、安く買える可能性がある反面、装備差とリセールの見え方を確認してください。新型のメーターやスマートフォン連携を使いたい人が旧型を選ぶと、あとから物足りなくなることがあります。逆に、通勤中心でシンプルに乗れれば十分なら、旧型の条件が良い場合もあります。
迷ったら、同じ販売店で新型と旧型の見積もりを並べてもらいましょう。本体価格、諸費用、用品、下取り、納期を分けると、単純な価格差ではなく、実際の支払差が見えます。ADV160 後悔を避けるには、装備の新しさと支払総額のどちらを優先するかを先に決めることが大切です。
保険とローンを見落とす人
ADV160は車検がないため、維持費が軽く見えます。ただし、自賠責保険、任意保険、軽自動車税、用品、消耗品、ローン支払いは必要です。国土交通省も、250cc以下のバイクは車検がないため自賠責の更新忘れに注意が必要だと案内しています。買ったあとに保険や更新を忘れると、安心して乗れません。
任意保険は特に重要です。ADV160は125cc以下ではないため、一般的にファミリーバイク特約ではなく、バイク保険を別に考える必要があります。年齢、等級、使用目的、補償内容で金額は変わるため、購入前に見積もりを取ってください。
ローンで買う場合は、月々の支払いだけでなく総支払額を見ます。車両、用品、任意保険、盗難対策を別々に払うと、納車時の負担が増えます。逆に全部ローンに入れると、支払い総額が膨らみます。どちらがよいかは、手元資金と月々の余裕で判断する必要があります。
費用で後悔しない確認
- 自賠責の契約期間
- 任意保険の補償内容
- ローンの総支払額
- 盗難対策の費用
- リアボックスやETCなど用品費
ADV160は便利なぶん、通勤にも休日にも使いやすく、走行距離が伸びやすいバイクです。保険を削って乗り出し価格だけ安くするより、安心して使える状態まで含めて予算を組むほうが後悔しにくくなります。
ADV160は250cc以下の軽二輪なので、車検はありません。ただし、自賠責保険は必要ですし、任意保険も別に考える必要があります。自賠責だけで十分と考えると、対人・対物事故や自分のけが、盗難時の負担を見落とします。通勤やツーリングで使うなら、任意保険の見積もりは契約前に取っておきましょう。
ローンで買う場合は、月々の支払いだけでなく総支払額を見てください。車両価格、諸費用、用品、任意保険、ヘルメット、グローブまで含めると、想定より初期費用が増えることがあります。特に2026年モデルは価格が上がっているため、旧型やPCX160との比較では、ローン総額まで見ないと本当の差が分かりません。
ツーリング前提の人
ADV160をツーリング目的で買うなら、最初から装備を考えておく必要があります。シート下収納は便利ですが、宿泊ツーリングやキャンプ用品を入れるにはリアボックス、シートバッグ、防水バッグなどが必要になります。高速道路を使うなら、風防や疲労対策も重要です。
ロングツーリング用途では、燃費の良さやスクーターの楽さが大きな魅力になります。2026年モデルのWMTCモード燃費は42.5km/L、燃料タンク容量は8.1Lです。走り方によって実燃費は変わりますが、日常からツーリングまで使いやすい燃費性能は強みです。
ただし、ツーリングで後悔しやすいのは、荷物、風、疲労、雨対策を後回しにすることです。ADV160のロングツーリング装備については、既存記事のADV160のロングツーリング装備でも整理しています。長距離を考えるなら、車両代だけでなく、実際に旅へ出る状態までの総額を見てください。
ツーリング前提なら、購入前に「日帰り」「一泊」「キャンプ」「高速あり」のどれが多いかを決めましょう。日帰りなら最低限の装備で十分です。一泊以上なら積載と防水、キャンプなら固定方法と重心、高速ありならスクリーンや疲労対策が必要になります。
ADV160はツーリングにも使いやすいスクーターですが、長距離前提なら追加装備を見込む必要があります。リアボックス、スマホホルダー、スクリーン、グリップヒーター、レインウェア、シートバッグなどを足すと、購入後の支出は増えます。車両だけで予算を組むと、使い始めてから足りないものが出やすくなります。
また、長距離では高速道路の余裕、風防効果、シートの疲れ、給油間隔も重要です。公式燃費は参考になりますが、荷物や走り方で実燃費は変わります。ツーリング用途で買うなら、普段の距離だけでなく、年に何回どのくらい走るかを想定して、用品費と保険まで含めた総額で判断してください。
試乗で見るポイント
ADV160で後悔しないためには、できるだけ実車確認や試乗をしてください。試乗できない場合でも、またがり、押し引き、スタンド操作、シート下収納、メーターの見え方、スマホ連携の使い勝手は確認できます。スクーターは毎日の使い勝手が満足度を左右するため、数字だけでは見えない部分が重要です。
試乗では、発進のスムーズさ、低速での安定感、ブレーキの感覚、段差での突き上げ、足を出したときの安心感を見ます。可能なら、普段使う道路に近い環境を走ってください。きれいな試乗コースだけでは、通勤路の段差や駐輪場での扱いやすさは分かりません。
販売店では、見積もりの内訳も確認します。本体価格、諸費用、用品、自賠責、任意保険、ローン、下取りを分けて書いてもらうと判断しやすくなります。新型と旧型で迷っているなら、両方の見積もりを同条件で出してもらいましょう。
契約前チェックリスト
- 足つきと押し引きに不安がないか
- 高速道路をどれくらい使うか
- PCX160ではなくADV160を選ぶ理由があるか
- 旧型と新型の差額に納得できるか
- 任意保険とローン込みで無理がないか
- ツーリング用品まで予算に入れたか
見た目に惹かれているなら、その気持ちは大切にしてよいです。ただし、毎日使うバイクほど、買う前の小さな違和感があとで大きな不満になります。気になる点は契約前に確認しておきましょう。
試乗では、加速や見た目だけでなく、停車時の足つき、低速での安定感、段差を越えたときの突き上げ、ブレーキの扱いやすさを確認してください。ADV160はスクーターなので気軽に乗れますが、シート高や車体の雰囲気はPCX系と違います。短い試乗でも、普段の通勤路を想像しながら見ることが大切です。
販売店では、シート下容量、メーターの見やすさ、Honda RoadSyncを使うか、USB Type-Cの位置、スマートキーの使い勝手も確認しましょう。便利装備は使う人には価値がありますが、使わない人には価格上昇分を納得しにくいことがあります。契約前に、自分が毎日使う機能かを一つずつ見てください。
後悔しない結論
ADV160で後悔しにくいのは、通勤や街乗りを便利にこなしつつ、休日には少し遠くまで走りたい人です。スクーターの楽さ、燃費、収納、アドベンチャー風の見た目に価値を感じるなら、満足しやすいバイクになります。
反対に後悔しやすいのは、価格の安さだけを重視する人、高速道路を長く走る人、足つきに強い不安がある人、本格オフロード性能を期待する人です。この場合は、PCX160、250cc以上のスクーター、または別ジャンルのバイクも比較したほうがよいです。
2026年モデルは539,000円で、旧型より高くなっています。そのぶんHonda RoadSyncやTFTメーターなどの装備が追加されています。新型の便利さに価値を感じるか、旧型や他車にして用品や保険へ予算を回すかが判断点です。
ADV160 後悔を避けるには、価格、足つき、高速道路、乗り心地、保険、用品を契約前に確認することです。自分の使い方に合っていれば、ADV160は通勤にもツーリングにも使える便利な相棒になります。万能に見えるからこそ、何を期待し、何を期待しないかを先に決めておきましょう。
参考: Honda ADV160 2026年モデル発表、ADV160主要諸元PDF、2025年ADV160カタログPDF、国土交通省 自賠責保険ポータル
ADV160で後悔しない人は、スクーターの便利さに加えて、アドベンチャー風の見た目や新型装備に価値を感じる人です。通勤、街乗り、軽いツーリングを一台でこなしたいなら、かなり使いやすい選択肢になります。反対に、安さ、足つき、高速巡航、オフロード性能を最優先するなら、別の候補も見たほうが安全です。
最終判断では、価格、足つき、高速道路、乗り心地、PCX160比較、旧型在庫、任意保険、ローンを一度に並べてください。どれか一つだけで判断すると、納車後に別の不満が出ます。ADV160 後悔を避けるには、欲しい理由と不安な理由を両方書き出し、試乗と見積もりで答え合わせするのが一番現実的です。