ADV160について調べると、「生産終了」「買えない」「納期が長い」といった情報が出てくることがあります。これだけを見ると、もう新車では買えない車種なのか不安になります。
結論からいうと、ADV160は少なくとも2026年4月時点で生産終了と見る状況ではありません。Hondaは2026年4月17日に、ADV160の装備を充実させ、一部外観を変更したモデルを2026年5月21日に発売すると発表しています。
ただし、販売店ごとの在庫、旧カラーの終了、年式切り替え、人気色の偏りによって、「店頭で買えない」「次回入荷待ち」と感じるケースはあります。この記事では、ADV160生産終了はなぜと言われるのか、公式情報、在庫・納期、購入前に確認したい注意点を整理します。
- ADV160が生産終了と言われる理由が分かる
- 2026年モデルの公式情報と価格が分かる
- 在庫や納期を販売店で確認するポイントが分かる
- PCX160やNMAX155と迷う時の見方が分かる
※価格、発売日、主要諸元、リコール情報はHonda公式発表をもとにしています。実際の販売価格、納期、在庫、諸費用は販売店や地域で変わるため、購入前に必ずHonda二輪車正規取扱店で確認してください。

目次
ADV160は生産終了ではなく2026年モデルが出る
まず押さえるべきなのは、ADV160が「すでに終わった車種」ではないという点です。Hondaは2026年4月17日、ADV160にHonda RoadSyncや5インチフルカラーTFTメーターを採用し、一部外観を変更したモデルを2026年5月21日に発売すると発表しました。
メーカー希望小売価格は539,000円(税込)です。カラーバリエーションは、マットパールアジャイルブルー、マットガンパウダーブラックメタリック、パールスモーキーグレーの3色とされています。つまり、少なくとも公式情報上は「生産終了したから買えない」と断定する内容ではありません。
参考:Hondaニュースリリース「ADV160」の装備を充実させ、一部外観を変更し発売、Honda公式 ADV160 製品ページ
| 確認項目 | 2026年モデルの公式情報 |
|---|---|
| 発売発表 | 2026年4月17日 |
| 発売日 | 2026年5月21日 |
| メーカー希望小売価格 | 539,000円(税込) |
| 総排気量 | 156cm³ |
| 車両重量 | 137kg |
| シート高 | 780mm |
| 燃料タンク容量 | 8.1L |
生産終了の噂が出る理由
ADV160生産終了はなぜと言われるのか。主な理由は、実際の生産終了ではなく、年式やカラーの切り替えが「現行在庫終了」と受け取られやすいからです。
バイクは新しい年式や新色が出る前後で、旧カラーの受注が止まったり、販売店在庫だけになったりすることがあります。この時期に販売店から「この色はもう入らない」「今ある在庫で終わり」と言われると、車種そのものが生産終了したように感じます。
また、ADV150からADV160へ切り替わった経緯も、混乱の原因になります。過去のADV150の情報、ADV160の旧カラー情報、販売店ごとの在庫状況が混ざると、「ADVシリーズが終わるのでは」と誤解されやすくなります。
旧カラーや年式切り替えと車種終了は違う
旧カラーの終了、旧年式の在庫処分、次期モデルへの切り替えは、車種全体の生産終了とは別です。購入者側が見るべきなのは、「メーカー公式ページに現行モデルがあるか」「販売店で新車注文できるか」「希望カラーが入るか」の3つです。
2026年モデルでは、装備や外観の一部が変更されています。スマートフォン連携機能のHonda RoadSync、5インチフルカラーTFTメーター、USB Type-Cソケットなど、日常利用とツーリングで使いやすい装備が追加されています。旧年式との価格差だけでなく、装備差も見て判断した方が安全です。
2026年モデルで確認したい変更点
2026年モデルの大きな見どころは、メーターまわりとスマートフォン連携です。Honda RoadSyncに対応したことで、対応アプリやヘッドセットを使った案内を受けやすくなります。さらに、5インチフルカラーTFTメーターやUSB Type-Cソケットが採用され、通勤だけでなくツーリングでも使いやすくなっています。
一方で、車体の基本的な性格は大きく変わっていません。156cm³の軽二輪スクーターで、高めのシート、アドベンチャー風の外装、ゆとりのある積載性を持つモデルです。街乗りだけでなく、週末の少し長い移動も想定する人に向いています。

ADV160の納期と在庫で確認すること
ADV160が「買えない」と言われる理由は、生産終了ではなく、販売店ごとの入荷数や人気色の偏りで説明できることが多いです。特に発売直後や年式切り替え直後は、欲しい色だけ納期が長い、展示車はあるが即納車がない、旧カラーは在庫限りという状況が起きやすくなります。
納期を確認するときは、ネット上の口コミだけで判断しない方がよいです。同じADV160でも、地域、販売店、色、登録時期、用品取り付け、ローン審査、配送手配で納車時期は変わります。
販売店では色と年式を分けて聞く
販売店に問い合わせるときは、「ADV160はありますか」だけでは足りません。次のように分けて聞くと、誤解が減ります。
- 2026年モデルを注文できるか
- 希望カラーの入荷予定があるか
- 旧年式や旧カラーの店頭在庫があるか
- 乗り出し総額はいくらか
- 用品取り付け込みで納車まで何週間か
- キャンセル待ちや次回入荷枠があるか
「在庫あり」と書かれていても、展示車なのか、商談中なのか、登録可能な新車なのかで意味が変わります。逆に「在庫なし」でも、次回入荷枠を押さえられることがあります。
すぐ欲しいなら旧年式も比較する
すぐに乗りたい場合は、2026年モデルだけでなく、旧年式の新車在庫や低走行中古も候補になります。ただし、中古を選ぶなら価格だけで判断しないでください。ADV160は比較的新しいモデルですが、走行距離、転倒歴、リコール対応状況、保証継承、タイヤやブレーキの状態を確認する必要があります。
| 選択肢 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 2026年モデルを注文 | 新装備と新色を優先したい人 | 発売直後は色によって待つ可能性がある |
| 旧年式の新車在庫 | 早く納車したい人 | 色や在庫店舗が限られる |
| 低走行中古 | 総額を抑えたい人 | 保証、リコール、転倒歴の確認が必要 |
乗り出し総額も必ず確認する
ADV160のメーカー希望小売価格は539,000円(税込)ですが、実際に公道で乗るには保険料、税金、登録などに伴う諸費用がかかります。さらに、トップケース、スマホホルダー、グリップヒーター、ETC、盗難対策用品を追加すれば、乗り出し総額は上がります。
車体価格だけで販売店を比べると、納車整備費や登録費用、用品工賃の差を見落とします。見積もりでは、車体価格、諸費用、任意保険、盗難補償、用品、ローン金利を分けて確認してください。

ADV160で後悔しやすいポイント
ADV160は便利な軽二輪スクーターですが、誰にでも合うわけではありません。「生産終了かどうか」だけに気を取られると、買った後の使い勝手で後悔することがあります。
足つきは事前確認が必要
ADV160のシート高は780mmです。数値だけを見ると極端に高いわけではありませんが、スクーターとしては足つきに注意したい部類です。車体重量は137kgあり、停車時に片足だけで支える場面や、傾斜のある駐輪場で取り回す場面では重さを感じることがあります。
購入前には、必ずまたがって確認してください。両足のつき方、ハンドルを切った時の安定感、センタースタンドのかけやすさ、駐輪場から押し出せるかを見ます。体格によっては、PCX160やNMAX155の方が自然に感じることもあります。
高速道路を多用するなら余裕を見て考える
ADV160は軽二輪なので高速道路を走れます。ただし、156cm³のスクーターです。短距離の高速移動やバイパスでは便利ですが、長時間の高速巡航、大型車の多い区間、向かい風が強い日には余裕が限られます。
ロングツーリングを考えているなら、走行距離だけでなく、風防、積載、疲労、巡航速度、休憩頻度を含めて見ましょう。ADV160での遠出そのものは可能ですが、高速道路を主目的にするなら250cc以上のスクーターやツアラーも比較対象になります。
関連記事:ADV160ツーリングは快適?高速道路や積載性を確認
街乗りだけならPCX160も比較する
街乗り、通勤、買い物が中心なら、ADV160だけでなくPCX160やNMAX155も比較した方がよいです。ADV160はアドベンチャー風の外観と高めの最低地上高が魅力ですが、フラットで扱いやすいスクーターを求めるなら、別モデルの方が合う場合があります。
| モデル | 見方 | 向きやすい使い方 |
|---|---|---|
| ADV160 | アウトドア感、積載、少し荒れた道への安心感 | 街乗り+週末の遠出 |
| PCX160 | 通勤や街乗りでの快適性を重視 | 毎日の移動、駅までの足 |
| NMAX155 | 走りの軽快さやスポーティさを重視 | 短中距離の移動、走行感重視 |
関連記事:NMAX155とPCX160を比較、PCX160でツーリングは快適か
盗難対策と任意保険も見落とさない
ADV160を新車で買うなら、盗難対策と任意保険も同時に考えた方がよいです。人気のある軽二輪スクーターは、通勤や買い物で屋外駐輪する機会が多くなります。ハンドルロックだけでなく、ディスクロック、チェーンロック、駐輪場所、カバー、盗難補償の有無を確認してください。
また、軽二輪は自賠責だけで十分とは考えない方が安全です。相手への賠償、自分のケガ、ロードサービス、弁護士費用特約など、使い方に合わせて任意保険を検討しましょう。車体価格を抑えることだけを考えると、事故や盗難時の出費で後悔しやすくなります。
ADV160を買う前の比較と安全確認
ADV160を買うか迷う時は、「生産終了かどうか」よりも、自分の使い方に合うかを先に確認した方が判断しやすいです。通勤、街乗り、週末ツーリング、タンデム、駐輪場、高速道路の使用頻度で、向いているモデルは変わります。
公式情報でリコールを確認する
中古車や旧年式の在庫を検討する場合は、リコール対応状況を必ず確認してください。Honda公式サイトでは、2025年3月27日にADV160のオイルポンプドリブンギヤに関するリコール情報が掲載されています。対象範囲に含まれる車両でも、すでに改修済みの可能性があります。
大切なのは、ネット上の「リコールがあるから危険」「リコールがないから安心」という単純な判断ではありません。車台番号で対象か確認し、未対応ならHonda販売店で対応予定を確認することです。中古車の場合は、販売店にリコール対応済みか、保証継承できるかを聞いてください。
中古は価格差だけで決めない
ADV160の中古を選ぶなら、新車価格との差額を冷静に見ます。中古価格が新車より少し安いだけなら、保証、初期不良対応、リコール確認、タイヤやブレーキの消耗を考えると、新車の方が安心な場合があります。
特に注意したいのは、転倒歴、外装割れ、ハンドルの曲がり、異音、メーター表示、鍵の本数、取扱説明書、メンテナンス履歴です。スクーターは外装で見えにくい部分もあるため、安さだけで個人売買を選ぶのは慎重に考えた方がよいです。
購入判断は3パターンで分ける
迷った時は、次の3パターンで判断すると整理しやすくなります。
| 状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 新装備が欲しい | 2026年モデルを待つ | Honda RoadSyncやTFTメーターを使える |
| すぐ乗りたい | 旧年式の新車在庫を探す | 納期を短くできる可能性がある |
| 安く買いたい | 整備済み中古を比較 | 保証とリコール対応の確認が必須 |
ADV160以外の125cc前後の選択肢も含めて迷う場合は、維持費や使い方を広めに比較すると失敗しにくくなります。関連記事:Dio110のデメリット、モンキー125で後悔しやすい点
よくある疑問
ADV160は本当に生産終了ですか?
2026年4月時点のHonda公式情報を見る限り、生産終了と断定する状況ではありません。Hondaは2026年4月17日に、一部変更したADV160を2026年5月21日に発売すると発表しています。生産終了ではなく、年式やカラーの切り替え、販売店在庫の減少が噂につながっていると考えるのが自然です。
ADV160の納期は何か月待ちですか?
納期は販売店、地域、色、入荷枠、用品取り付けの有無で変わります。発売直後や人気色では待つ可能性がありますが、旧年式の在庫があれば早く納車できることもあります。正確な納期は、希望カラーと購入時期を決めたうえで販売店に確認してください。
2026年モデルと旧年式はどちらがいいですか?
Honda RoadSyncや5インチフルカラーTFTメーターなどの新装備を重視するなら2026年モデルが候補です。価格や納期を優先するなら、旧年式の新車在庫も比較対象になります。ただし、旧年式を選ぶ場合も、乗り出し総額と保証条件を確認しましょう。
中古のADV160は買っても大丈夫ですか?
整備履歴、保証、リコール対応、転倒歴、消耗品の状態を確認できるなら候補になります。逆に、個人売買で状態が分からない、リコール対応状況が不明、鍵や書類が不足している車両は避けた方が安全です。新車との差額が小さい場合は、新車や販売店保証付き中古も比較してください。
ADV160生産終了はなぜと言われるのかのまとめ
ADV160生産終了はなぜと言われるのか。大きな理由は、旧年式や旧カラーの切り替え、販売店ごとの在庫不足、ADV150からADV160への移行情報、ネット上の古い情報が混ざるためです。Honda公式では、2026年4月17日にADV160の一部変更モデルが発表され、2026年5月21日に発売するとされています。
そのため、現時点で「ADV160は生産終了した」と断定するのは正確ではありません。確認すべきなのは、希望する年式、色、販売店在庫、納期、乗り出し総額です。特に2026年モデルは、Honda RoadSyncや5インチTFTメーターなど装備面の変更があるため、旧年式との価格差だけでなく装備差も見て判断しましょう。
購入前には、足つき、駐輪場での取り回し、高速道路の使用頻度、積載、任意保険、盗難対策も確認してください。ADV160は街乗りと週末の遠出を両立しやすい一台ですが、すべての人に最適とは限りません。通勤中心ならPCX160やNMAX155、長距離高速が多いなら250cc以上も比較対象になります。
中古や旧年式を選ぶ場合は、リコール対応状況を車台番号で確認し、保証や整備履歴も見てください。生産終了の噂だけで焦って買うより、公式情報、販売店在庫、総額、使い方を並べて判断する方が、購入後の後悔を減らせます。